2022/09/14 20:36
タイトルの通りですね。
疲れたら休みましょう、そして空白を作りましょう。
過去、カルチャーのクラスで実際にあったご質問。
「なんか撮る氣がしないんです。」
「どうすれば楽しくなるでしょうか。」
無理に撮らなくていいんですよ。
無理に楽しくしようなんて考えなくていいんですよ。
これが答えでした。
残念ながら、深い(ネガティブ)サイクルに落ち込むと、なかなか抜け出せない時もあります。
わたし自身、過去に企業に在籍していた時には、休日ごとに撮影に出かけていました。
その週末と休日しか自由になれないためでした。
でも、
ある時、まったく撮影しようという氣持ちが起きない時期が続きました。
---疲れているのか?
---体を休めれば回復するだろう。
あるいは、
テンションを上げようと、意図的に高価なポジフィルム(リバーサルフィルム=露出もシビアで現像費用も高め。腕を発揮するにはもってこい。)を使って意欲を高めようとしたこともあります。
色々と試行錯誤しながら、同時に体を休める方法も試し続けました。
しかしながら、撮影に出ようという氣はさらに減退し、もう完全に意欲が消滅してしまったのです。
もう30年近く前の話です。
それからしばらくは、無理に撮ろうとせずに離れました。
体調が変わり、
心の中が変わり、
見えるものが変わってゆきました。
その間、実に数年間は続いたでしょうか。
結果として以前のペースに戻ることはありませんでしたが、氣がつけば、重くのしかかっていたベールのようなものが消滅していました。
氣が乗らない。
その時には、何重にも負の連鎖を起こすエネルギーに纏わりつかれていること。
その瞬間、その時々には氣がつかないものです。
思い切って離れる。
そして、
それが数年単位になろうともいいじゃないですか。
無理をしようとすればするほど、その負の連鎖が絡み付いて解けなくなります。
撮影趣味から離れることで、そこを接点としていた人も離れてゆきました。
しかし、
別のフィールドで別の人と出会うこともあるはずです。
いわゆる頭の中が「キーっとなっている状況」では、何をやってもうまく行きません。
離れて白紙の状態を作る。
離れて空白のスペースを作る。
そうすれば、そこに新しいエネルギーが入ってきます。
先人の言葉に間違いはありませんでした。
-----
「それなりの時間を生きてくると、一升瓶の口一杯まで溜まっている。それは酒ではないかもしれん。」
「後生大事に酒だと思って溜めていたものは、実はカスばっかりやったと氣がつくことが大事。」
「だから一旦全部捨てるんや、そうすれば蔵出しの新酒をそこに入れられる。」
「後生大事に酒だと思って溜めていたものは、実はカスばっかりやったと氣がつくことが大事。」
「だから一旦全部捨てるんや、そうすれば蔵出しの新酒をそこに入れられる。」
-----
休む、という行動とともに、とても大切なこと。
それは、
「空白を作る」重要性について知ることでした。
詰めすぎないこと。
エンジンを回そう回そうとしすぎないこと。
今日は少し箸休めのようなイメージでお話しさせていただきました。
美しく、そして強大なエネルギーを持つ大自然の力を感じてください。
そのリフレッシュ効果と心に空白を創り出すパワーは計り知れません。
PRながら、その偉大な力をお伝えしたく、以下にご紹介です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。